毎年、下鴨神社の節分祭には、鴨神道による秘伝修法の御真木神事が行われます。御祈祷木に願意を記入して納めると、2月3日の御真木神事で御祈祷木が焚き上げられ、書かれた願意が煙となって神様の元に届けられます。(なお、御祈祷木は中門のところに置いてあります。)
立春から始まる新しい一年が、希望に満ちた一年となるよう、祈念されては如何でしょうか!
なお、境内の比良木社は、御祭神の建速須佐乃男命が荒ぶれた(とげとげしい)武神であることから棘を持つ柊に結びつき、また同神がイワシを好んだとの謂れにより、節分には鬼が嫌うとされる柊の枝にイワシの頭を挿して門扉に飾る厄除けの風習が生まれたとされています。神社では、節分の日、柊の小枝をつけたお札が授与されます。
※節分:季節が変わる節目で、立春・立夏・立秋・立冬の前日を指していましたが、
江戸時代以降は立春の前日だけを指す場合が多くなったようです。 リポート 神田
下鴨神社節分祭の予定<平成30年2月3日(土)>
午前10時 節分祭 於:本殿 午前11時 古神札焼納式 於:楼門南
午後 0時半 追儺弓神事 於:舞殿 午後 1時半 豆まき 於:舞殿
午後 2時 御真木神事 於:楼門南