昔は「親鸞屋敷」とか「岡崎御坊」と呼ばれていたが、明治になって「東本願寺岡崎別院」と言われる。空海や最澄、法然などと同じ宗祖と呼ばれる『親鸞聖人』は浄土真宗の開祖。近年五木寛之の小説「親鸞」でご存知の方も多いでしょう。20年修行した比叡山延暦寺から下りて、この地から法然上人の吉水草庵へ通い、その後承元の法難後越後に流罪になって数十年後京都に戻って来たときに住したのもこの地、真宗宗徒(門徒)にとって大切なゆかりの地です。
こちらの庭園は「紅葉がとても美しい」ところ。後ろ(北側)に金戒光明寺、東側に岡崎神社と殆ど町中ですが知る人、訪ねる人が少ない静かな穴場です。
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