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3月 2018

In 新着/ 耳より情報

“嵯峨大念仏狂言”はご存じですか

京都の西、嵯峨の釈迦堂の名前で親しまれている「清凉寺」の境内で執り行われる「嵯峨大念仏狂言」は、国の重要無形民俗文化財に指定されている民俗芸能です。役者が面をつけ、「せりふ」がなく、身振り手振りだけで芝居が進行する点に大きな特徴があります(壬生寺の狂言も無言劇)。その歴史は古く鎌倉時代に創始されたと言われます。その演目は「カタモン」と「ヤワラカモン」の2種類に大別され、ヤワラカモンは「釈迦如来」や「愛宕詣」のようなコミカルな要素をもった演目、カタモンは「土蜘蛛」や「船弁慶」のような能系統の演目などがあります。

お松明/春季公演(3/15)、春季公演4/1、4/7、4/8と行われますので、皆様も一度ご覧になりませんか。嬉しい事に観覧は全て無料です。

但し 現在「狂言堂」は修復工事のため、本堂東側で上演されます。

公演演目、時間、場所など詳しいことは、http://www.sagakyogen.info/

<嵯峨大念仏狂言保存会のパンフから抜粋>

 

 

 

 

 

 

In 新着/ 耳より情報

元離宮二条城の魅力 ≪世界遺産!≫

今年は明治維新から150年と言う節目の年である。昨年は、ここ二条城で第15代将軍、徳川慶喜が「大政奉還」を発表してから150年と言う大きな記念すべき年あった。

その二条城の本丸・内堀の南側にある桜の園や梅林がこれからの時期多くの入城者を迎えることになる。桜にはまだ少し早いが、梅林ではその蕾を膨らませ、一部では咲き始めている木も見受けられる。城内には約130本の梅の木があり、その殆どが南西側の梅林にある。中でも有名なのは一本の木に紅梅、白梅が咲く「源平咲き分けの梅」もこの梅林の中に存在在する。

昨年、お色直しを施し、黒と金と白のコントラストが大変美しい東大手門や3年前の修復でついつい見とれてしまう唐門がさらに魅力を増したことにより内外から多くの観光客を集めている。 レポート 須田

 

唐門(左)   東門(右)

隅櫓(下)