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4月 2017

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橋のマニアックなお話を 『夫婦天端(みょうとてんば)』??

今回は全く有名ではないが、琵琶湖疏水を愛する皆様が知っていても損はしないだろうと思う情報を紹介します。

京都山陰道を西に進み老いの坂を越えると丹波亀岡市です。少し行くと王子橋があり、めがね橋と言われ国道9号線を通る度に気になっている橋でした。

昭和44年に新しい橋ができ現在は人しか通れなくなっています。このめがね橋、明治21年(1888)完成で、南禅寺水路閣等を設計した日本近代土木技術のパイオニア田辺朔郎博士が設計者です。

橋の側には社団法人土木学会(東京都)公認の「選奨土木遺産認定」の碑文があります。花崗岩による石造アーチ橋に加え、輪石(アーチに添った石)と壁石(輪石の上に積む石)が夫婦天端(みょうとてんば)で一体化した大変珍しい構造で色の違う石が交互に積んであるという技術の高さや、施工の丁寧さ、130年以上たった今でも以前のままの形状を保つなど橋梁工学上大変貴重であるというのが選奨理由だとされています。夫婦天端については私もよく理解出来ていないが寄木造りの様な組み方ではないかと思っていますが、詳しい方がいらっしゃいましたら教えて下さい。   ご参考に  http://ameblo.jp/morinohausu/entry-11311634368.html    リポート藤田

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花見は太閤秀吉、醍醐寺の桜、さくら!

世界文化遺産でもある“醍醐寺“は、市内から地下鉄で20分少し、醍醐駅から歩いて15分程。紅葉も素晴らしいが、こちらの枝垂れ桜も見事でお勧めです・・・・・

1598年太閤秀吉が天下の美女1300人以上も引き連れて、絢爛豪華の極みの大々お花見イベントをこの醍醐寺で開いたことは、歴史上よく知られています。10世紀に建立された真言宗の古寺、国宝の金堂と五重塔のほか数々の国宝と重文を所蔵します。醍醐寺三宝院には、豊臣秀吉自らの設計により造られた特別名勝の庭園があり、天下人だけが持つ「藤戸石」を据えた名園を見て霊宝館へ。ここには私見ですが円山公園の枝垂れ桜よりも立派で見事な枝垂れ桜が咲き

誇っています。一見以上の価値があると思います。今週末には境内は桜、さくら、桜、さくらで溢れるでしょう。境内も広いので余裕をもって楽しまれるといいですね~。脚に自信のある方は、この下醍醐から更に上醍醐へもどうぞ・・・4月3日拝観記