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6月 2015

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琳派400年!光悦村(芸術村)鷹が峰へ

梅雨の合間をぬって鷹が峰に古い友と遊ぶ。雨も降らずゆっくり、静かにお庭を楽しむことができました。今年は琳派400年!市内からやや交通不便(地下鉄北大路駅から市バス利用)な為か、日曜日にも関わらず静かである。徳川家康からこの地を拝領、本阿弥光悦が一族郎を伴って移り住み、いつの頃か光悦村と呼ばれるようになるが、同時に法華宗徒の村でもあったとか(熱心な法華宗の人々ばかりが在住―茶屋四郎次郎、尾形宗伯なども)。

檀林の寺とも言われた「常照寺」は、参道から珍しい赤い門(吉野太夫の寄進)が見える。次は「光悦寺」へ。お庭の『光悦垣』をゆっくり拝見、「目からウロコが落ちる」ご住職の説明を伺いながら収蔵館内を見学。その後「源光庵」へ随分久しぶりの「悟りの窓・迷いの窓」の前に端坐する。いまだ迷い多き人生をしばしもの想う。

画像1 あえて悟りの窓のみ、画像2 光悦垣、画像3 赤門、

悟りの窓光悦垣常照寺の赤門

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「床もみじ」また「床みどり」とも、新緑の実相院へ

先日新緑の岩倉・実相院を訪ねました。このお寺の歴史はさておき(そちらは、実相院門跡にて)お伝えしたいことは、今こそ京都の数々の寺院などの庭園をたずねる絶好の機会だということです。春の梅や桜、秋の紅葉は、とても素晴らしい時です。しかし多くの観光客が押し寄せます。ところが不思議なことに新緑の木々が最も美しい時には、一般観光客が少なく静かにゆっくりと名園を味わい、堪能することができます。ぜひ新緑の素晴らしい「ミドリ」の競演を楽しみにおいでになりませんか。また梅雨時の苔の庭も見逃せませんよ!!

画像の最初は石庭、その次の画像は、池の上部の白い塊に注目!モリアオガエルの卵塊2つ

新緑の実相院南庭実相院の庭園のモリアオガエルの卵塊