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真如寺に行ってきました(特別拝観)!!!

紅葉で有名な真如堂と違うの?と間違われそうなお寺の名前ですが、真如寺はれっきとした禅宗寺院です。あまり聞いたことないですよね。それもそのはず非公開寺院です。臨済宗大本山相国寺の山外塔頭です。室町幕府足利将軍家の菩提寺、等持院のすぐ近くにあります。相国寺より歴史が古く、室町幕府の保護を受け夢窓疎石が真如寺として整備。その後一時期荒廃したが、江戸時代に後水尾天皇により法堂を再興。法堂(大雄殿:だいおうでん)は仏殿を兼ねており、中二階に須弥壇があって、宝冠を戴いたお釈迦様と阿難・迦葉の弟子2名の像が安置されている珍しい構造です。その他多くの祖師像があり、また亀に似た「贔屓ひいき」という想像上の珍しい動物の像もあります。

客殿(方丈)には江戸時代の京都画壇の絵師、原在沖の襖絵があるなど、見所満載です。

通常は一般公開されていませんが、参拝を希望される方は、お寺に直接お問い合わせください。 なお、5月14日には真如寺の鎮守「半僧坊大権現御開帳法要と庭園公開」が行われ、お庭のカキツバタが見頃となりますので、その日に行かれてみてはいかがでしょうか。    リポート 奥野

 

法堂の大雄殿

(だいおうでん)

 

 

 

 

下の画像は真如寺の境内

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