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早朝の清水寺へお参りしませんか!!

1年中参拝者で賑わう清水寺。特に最近は、訪日客の増加で、清水道・五条坂のバス停から仁王門・舞台に至るまで、ぎっしりと言っていいくらいの人通りが続きます。

その清水寺で、月2回、境内左手の円通殿において、午前7時30分(冬場は午前8時)から、第2日曜日は森清範貫主の法話の会、第4日曜日は北法相宗仏教文化講座(今年は国際日本文化研究センター村井康彦先生の「日本文化の原像」)が開かれます。昼間の喧騒とはうって変わった静けさの中で、大変わかりやすいお話を聴くことができます。

聴講の日は、その30分前から本堂で行われる朝の勤行に参加します。貫主以下僧侶の方々の後ろに正座し、30人くらい、一緒に読経するのです。観音菩薩の教えを説いた2千字余りのお経ですが、早朝の凛とした空気の中で、みんなで声を上げて読んでいると、不思議にありがたい気持ちになります。形から入る、というのはこのことかと思いました。

勤行が始まる時間帯は既に一般拝観が始まっていますが、拝観者に混じって入寺の際、経書を示すとそのまま入ることができ、「ようお参りで」と声を掛けられると、気が引き締まります。  リポート古谷

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