今年は明治維新から150年と言う節目の年である。昨年は、ここ二条城で第15代将軍、徳川慶喜が「大政奉還」を発表してから150年と言う大きな記念すべき年あった。
その二条城の本丸・内堀の南側にある桜の園や梅林がこれからの時期多くの入城者を迎えることになる。桜にはまだ少し早いが、梅林ではその蕾を膨らませ、一部では咲き始めている木も見受けられる。城内には約130本の梅の木があり、その殆どが南西側の梅林にある。中でも有名なのは一本の木に紅梅、白梅が咲く「源平咲き分けの梅」もこの梅林の中に存在在する。
昨年、お色直しを施し、黒と金と白のコントラストが大変美しい東大手門や3年前の修復でついつい見とれてしまう唐門がさらに魅力を増したことにより内外から多くの観光客を集めている。 レポート 須田
唐門(左) 東門(右)
隅櫓(下)